最近、amazonをはじめ、インターネットのショッピングサイトでは、多種・多様で安価なLED電球が販売されています。
これまで販売されていたLED電球の多くは、口金部分に白いプラスチックの台座があったりして、まさにLED電球!といった外見をしていました。
しかし、昨年くらいから、クリアタイプのフィラメント電球のような外見をしたLED電球を、amazonをはじめとしたインターネット上のショッピングサイトで見かけるようになり、昨年秋ごろだったと思いますが、同様のLED電球が、有名メーカーであるアイリスオーヤマからも発売されました。
ちょうど我が家に、アイリスオーヤマのLED電球と無名メーカー品がありましたので、比較レビューをしたいと思います。
比較対象
左から、アイリスオーヤマのLED電球(LDA4L-G-FC)、無名メーカーのLED電球(sumairu光源)、一般的な電球(TOSHIBA)。
比較するのに、一般的なフィラメントの電球がなくて申し訳ありませんw
大きさは、アイリスオーヤマと無名メーカーはほぼ同一で、一般的な電球よりもやや大きい程度です。
アイリスオーヤマと無名メーカーの電球は、あまりに似すぎていて、アイリスオーヤマの電球は、無名メーカー品をバージョンアップさせたもののように見えます。
アイリスオーヤマと無名メーカーの違いは、無名メーカー品は特に目立たないのに対し、アイリスオーヤマの電球は、フィラメントの根元部分に緑色の電子基盤が見えます。
アイリスオーヤマの電球 |
無名メーカーの電球 |
他に違いは、口金部分とガラス部分の境目近くに盛られた半田が、アイリスオーヤマの電球の方が、やや整っています。
「さすが有名メーカー品は仕事が丁寧だ」と思いましたが、一般的なTOSHIBAの電球を見ると、そもそもこの半田がなく、ごく小さな黒っぽい点があるだけです。
技術的なものは分かりませんが、これらLED電球は、一般的な電球ほど、製造方法がこなれていないのかもしれません。
点灯比較
アイリスオーヤマの電球 |
無名メーカーの電球 |
写真でもややそう見えますが、若干無名メーカーの電球の方が、白っぽい気がしました。
しかし、並べて使用すれば、色味の違いは分かるかもしれませんが、単独で使う限り、明るさや色味の違いは気にならない程度です。
ほたるスイッチの対応状況
ほたるスイッチが設置された回路で、2つのフィラメントLED電球を使用したところ、両者とも電球自体の点灯に問題はありませんでした。
しかし、無名メーカーのフィラメントLED電球では、ほたるスイッチのスイッチ部分にあるパイロットランプが、消灯時、かなり薄暗くしか点灯しません。
対して、アイリスオーヤマのフィラメントLED電球は、他の一般的な電球を使用した回路のスイッチと同じく、パイロットランプが正常に点灯していました。
これは、憶測ですが、アイリスオーヤマのフィラメントLED電球の口金部分にある緑色の電子基板で対応しているものと思います。
まとめ
正直、2つのフィラメントLED電球に、ほとんど違いはありませんでした。
どちらのLED電球も、耐久性は現時点では未検証ですので、今後変化があれば、追記したいと思います。
価格面では、無名メーカーの方が、やや値段が安いですが、amazonでの購入を考えると、送料の点で購入個数によっては無名メーカーの方が高くつきます。大量に購入する必要があれば、無名メーカーも検討対象になりそうですね。
ほたるスイッチを使用した回路で使用する場合は、アイリスオーヤマ一択です。
総合的には、値段差もそう大きくはありませんので、安心感も含めれば、アイリスオーヤマのほうがおすすめでしょうか?
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