壊れたスライドバー用シャワーフックをDIYで交換

DIY

シャワーフックの損傷


こちらは、我が家のシャワーフックです。
壊れてしまい、シャワーバーの一番下のところに来ています。

汚い画像で申し訳がないと言いたいところですが、シャワーバーの黒ずみはカビや汚れではなく、表面の塗装が削れて黒ずんだもので、掃除をしてもきれいになりません。

右側にあるノブを閉めこんで、好みの高さや向きにシャワーフックを固定する仕組みですが、プラスチックが劣化のため破損して、閉めこむことができなくなりました。

色も新品と比較して黄ばんでいるようで、他のサイト等確認しても、約10年が寿命のようです。

代替品の検討

我が家のシャワーバーの太さは30mmでした。

ネット等で調べたところ、どうやらまったく同じ製品は生産中止になっており、入手困難なようです。

メーカーに問い合わせると、こちらのフックが代替品として紹介されるようです。

これしかないのであれば、素直にこれに交換するところですが、amazonを検索していたところ、激安の商品を発見しました。

メーカー品の半額以下です。

たかだかシャワーヘッドを固定するだけのものに、4~5,000円も支払うのはバカらしく思えてきたので、この激安シャワーヘッドを購入することにしました。

ちなみに、たくさんあるレビューに目を通して、悪い点を覚悟しての購入です。

激安シャワーフックが到着

申し訳程度の緩衝材にくるまれて、激安シャワーフックが到着しました。

アマゾンの段ボールに入れられて発送されてきましたが、商品自体は特に箱に入っておらず、説明書もありません。

唯一の情報は、Made in Chinaのみで、どこの何て会社が作ったのかわかりません。

とりあえず開封に進みんでいきます。

梱包から出したところ、シャワーをひっかける部分にややバリがあって、作りがやや荒めな印象はありますが、値段の割によくできていると思います。

写真右側のボタンを押し込むことで、バーを押さえつけていた部分が引っ込み、フックを上下に動かせるようになります。

商品レビューのなかに、きつくてバーに入らないというものがありましたが、ボタンを押さずに入れようとしたのでしょうか?

多少の製品誤差を考えても、そういう状況になることが理解できません。

逆に、固定がもし緩くても、ちょっと工夫すればなんとかなりそうな、簡単なつくりをしています。

スライドバーの取り外し

スライドバーは、上下の根元部分をに回すことで外せます。

構造が分からないと、つい左に回してしまうと思いますので、注意してください。

ちなみに、私はプライヤーを使って緩めましたが、モンキーレンチ等を使って緩める場合、45mm開く工具が必要です。

クニペックスのウォーターポンププライヤー ちょっと高いですが色々な作業に本当におすすめ

シャワーバーが外れた状態です。

写真だけでは分かりにくいですが、工具をかけた部分が壁側に残るため、右に回さなければいけませんでした。

シャワーフックの取り付け


このネジを外すことで、ホルダー部分が抜けて、シャワーフックを抜き取ることができるようになります。

取り付けは、取り外しの逆の手順を行うだけで、特に難しいところはありません。

シャワーフックを動かすためのボタン付近が汚れそうだし、見た目がシンプルになりそうなので、新しいシャワーフックを上下逆に付けようと試みましたが、構造上、上下を逆にすると、下に落ちやすくなったためあきらめました。

ややバーへの固定が緩い感じがあり、上方向にはボタンを押さずともスルスル上がっていきますが、シャワーを実際に使用しても、簡単に位置がずれるようなことはありません。

シャワーヘッドの向きを調整する部分も、特にぐらつきはありません。

(追記)シャワーフックの加工

特に問題がないかと思われた今回のシャワーフックですが、シャワーヘッドをひっかけるフック部分の開口部が狭いため、シャワーホースがキツキツで使いにくいです。

また、この部分にややバリがあるため、シャワーホースを痛めるおそれがありました。

そこで、開口部を広げる加工をしました。

未加工状態では、約16mmしか開口していません。

壊れたシャワーフックの開口部の幅等参考にしながら、棒やすりや紙やすりを使用して、開口部を約2mm広げました。

開口部にあったバリも除去しています。

削ったことでメッキ加工が剥がれましたが、剥がれた部分は白っぽい色をしているため、特に目立ちません。

削らなくても使用はできましたが、削って開口部を広げたことで、断然使いやすくなりました。

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